デザイナーについて
Vilhelm Lauritzen
ヴィルヘルム・テオドア・ラウリツェン(1894–1984)は、デンマークのモダニズムと機能主義において中心的な役割を果たした人物である。デンマーク王立美術院で学び、1922年に自身の事務所を設立し、1969年まで活動を続けた。Radiohus、Folkets Hus(現Vega)、コペンハーゲン空港の旧第2ターミナルなど、コペンハーゲンを象徴する建築の設計で知られ、これらはいずれも現在、保存建築に指定されている。 Radiohusは、総合芸術作品(Gesamtkunstwerk)であった。ヴィルヘルム・ラウリツェンは、1934年から1945年まで彼のもとで働いたフィン・ユールと緊密に協働し、ドアハンドル、手すり、灰皿から照明、ソファ、カウンターに至るまで、あらゆる要素を設計した。Radiohusソファは、建物のホワイエのために1936年にデザインされた。新たな、柔らかさを備えた北欧の機能主義を体現するこのソファには、ユールの有機的で彫刻的な造形と、ラウリツェンの厳格な機能主義という、二人のデザイナーの感性が融合している。ヴィルヘルム・ラウリツェンは、モダニズムと機能主義に基づく建築設計に加え、数々の象徴的な家具や照明も生み出した。
